とびっきりの静けさを
明日から3月のSchoolが始まります
2ヶ月たって感じるのは
「日常の感覚」が強い思考に妨げられて
感覚の上げる有効な情報を
「ほとんど取りこぼしている事実」でしょう
「感覚の上げる情報」のかわりに
わたしの内のほとんどは
「粗雑でうるさい!密度の濃い考え」に占められていて
それにすら気づけていませんでした
もちろんこれを書いている「いまこのとき」にも
考えは わたしを占拠しようと
手ぐすねひいて うるさくしています(笑)
考え=思考は もちろん生きるのに必要です
ただ「考え=思考の性質」は
増殖し濃くなり 勢いづいて走りだしては
自己=感覚を カラダから外へ追いやるんです
残念ながら
自己=感覚が抜けてしまうと
いま!つかんでいる考えも
急に勢いや輝きが失せて
つぎのべつの またあたらしい何かに反応しては
「考え」を どんどん取り込んでいきます
千と千尋の「カオナシ」は このメタファーで
荒々しく むさぼり食うご馳走が「考え」で
はち切れんばかりになって暴れ狂い
豚になった千尋の両親も同じでしょう
彼らを笑うのは とても簡単です
自分で自分の内に入るには
根気と勇気と時間と
「とびっきりの静けさ」が求められます