鹿児島でアレクサンダー・テクニークを学ぶ

2020年からアレクサンダー・テクニークを教えています

定数を変数に変えるワーク

昨年末以来のブログ投稿ですが、Facebookからの転載です。

 

わたしが教わってるAlexander Techniqueはマクドナルド派だそうです。流派があるなんて、茶道の世界みたい…(笑)

 

もちろんコングレスとか行ってないし、知ってる教師は3人だけです。だからどういうのがAlexander Techniqueのスタンダードなのか、わたしは知りません。

それでも、いま学んでるのがスタンダードではないんだろうなぁ〜くらいは、わたしでも想像がつきます。

つまり以下は、わたしの解釈と見解にすぎないのを始めにお断りしておきます♬

 

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4日間のAlexander Techniqueのレッスン4月2週目が終わって、昨夜は倒れ伏すように眠ってしまいました。

洗濯機回してる間、ほんのちょっとが5時間とか…その後も、またぐっすり眠ってトータルで12時間、まだまだ眠れそうです。

昨日の4日目はなにをやったかというと、「意識の分離と統合」と「Hands-onでの立ち座り」の2つのワークだけです。

3年前は魔法みたいに見えたこの動きを、自分の意識と内的な動きでやれるようになって、まぁそれもやってるわたしたちは「なんかできちゃったよ!」ですごく不思議なんです(笑)

 


「Hands-onでの立ち座り」のワークは、“変性意識”にある教師の手で生徒に触れて、生徒の内的な筋肉が自発的に動くよう働きかけます。その意識の調整力を養うために「意識の分離と統合」をワークします。

これらのワークは、いずれも「意識=脳内活動のスペックとバイアス」を最大限に上げます。

まず感情/思考/感覚/動き(カラダ)の意識の4つの要素を引き離し整理し、つぎに隣り合う感情⇆思考⇆感覚⇆動き(カラダ)4つの要素のあいだを、「意識の重心点」が自在に行き来できるように、自己を再構築し調整能力を身につけます。

つまるところAlexander Technique は「高次の意識領域に脳の周波数を引き上げ、自在に調整する」のが、本質だったわけです。

Alexander Techniqueが音楽家やダンサーや俳優やアスリートに支持されるのは、「ゾーン意識」とパフォーマンスの関わりを、彼らは経験的に知っているからです。

 


脳の活動を定数から変数へ一気にシフトアップ(振動)するとき、そこにカラダ(物質)を連れていくにはタイムラグが生じるため、長い睡眠が必要なのでしょう。

 

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